幼女戦記を読みました。マンガ版の。
タイトルは良く耳にしていたものの未読だったため、
最近のなろう系マイブームに乗じて最新刊(15巻)まで読破。
最初はやけにモノローグが多く、会話の油っこさに胃もたれしていたんですが、
これはなろう風シリアス戦記物ではなくアンジャッシュのコントだと気づいてから一気に面白くなりました。
このマンガは終始、主人公(元リーマンの転生幼女)と周りの軍人のすれ違いによって話が進んでいく。
主人公は出世して後方エリートで悠々自適な生活を送るために戦場で武勲を上げているのに、
周りは主人公の戦闘狂っぷりに心酔し英雄として最前線に送り込み続ける。
主人公が行間察して発言を行えば、周りは額面通り受け取ってしまい、
主人公が普通に発言すれば、周りは存在しない含意を探して話を進めてしまう。
まさにアンジャッシュのコントなわけで、
ならば膨大なモノローグの量にも納得が行く。
だってアンジャッシュのコントだもの。
エンタの神様が好きな人は読んでみるといいかも。
私が好きなキャラは側近の女の子です。
検索したら、アニメは元々コメディ調の画風っぽい。
マンガ版は絵は綿密に書き込まれたシリアス~な感じなので、
なおさらコメディとわかった時のじわじわ笑いが痺れました。
最後に、探したら同じようなことを書いている人がいたので紹介。
リンク先のブログのほうが3億倍しっかり書いてます。
タイトルは私の好きな位置原光Z氏の漫画から。
アナーキー・イン・ザ・JK (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 位置原光Z
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/08/20
- メディア: Kindle版
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面白いよ。みつを。
それでは。