TLとか記事見て思ったこと
先に書くと、記事の内容を解説しているわけではなく、記事を読んで私が思ったことです。
発端はこれ
すっげーざっくり概要を説明すると、
- 前提として、ポケモンユナイトでは非常に有名な「定石」がいくつかあり、それを守らない人間は「犯罪者」「地雷」と呼ばれることも多い
- 記事では、その定石が本当に正しいのか検証し、他にも色々有効な手があることを示している
検証の内容はとても参考になったので気になる人は記事を読んでもらうとして、私が一番共感したのは次の部分。
別に野良ゲーマー達がワイワイとレッテル貼りに勤しんでいるのはいつもの事ですので何とも思わないのですが、今回の場合は日常的にしっかりとデータの検証が必要であるようなキャスターやライター等を生業としているプレイヤー達ですら断定的に『犯罪』という非常に強いワードを用いているのを見て非常に強く危機感を覚えました。
ポケモンユナイトに現状「犯罪者」は本当に存在するのか？ - mekasueの日記
虹文字＞ロトム
私も、多くのインフルエンサー達が強い言葉クソデカ虹色文字金枠デカデカドン画像でそれっぽいことを説明しているツイートや動画が定期的にTLで見る機会は多く、そのたびに「あんまりに強い言葉を使ってるなぁ」と思って見ていました。
いちゲーマーとしては、十分な検証がなされていない攻略情報をキラキラした強い言葉で発信する行為に対して「なんだかなぁ」と思うこともあります。
ただ、記事で指摘されているキャスターやライター、少し広げてプロゲーマーやインフルエンサー達にとって、多くの人に見られることは非常に重要であり、むしろ生業にしているからこそ強い言葉を使わざるをえない現状がある気もしました。
初心者＞ゲーマー
実際、ゲームに明るくない初心者にとって必要なのは膨大な考察や詳細なデータではなく、「とりあえずこうしろ！」という分かりやすい御旗なので、「とりあえず7分に5人でカジリガメ！来ないやつは地雷！」と発信することは全く悪ではないと思います。実際強制力を持った強い言葉で発信されたからこそ、ソロでもある程度カジリガメファイトが発生するようになりゲーム展開が引き締まったように思えます。
仮に「7分でカジリガメが湧くが、お互いが5v5で牽制しあうと決定打に欠けるので、カウンター戦略として一人上レーンに残りユナイト技の習得まで経験値を稼ぐのも有効」と言われても、一部のゲーマーが喜ぶだけで、多くの人は混乱することでしょう。
「犯罪者」「地雷」という攻撃的な言葉を使うのはどうなのか、とも思いますが、結局それが大多数にウケているからこそ、そういう言葉が積極的に使われているに過ぎないと思います。
この話において、悪者はいません。全員が自分の最適戦略を取っているだけです。「強い言葉で一般ユナイトプレイヤーの気持ちを荒ませ、ゲームを通じて人間を支配下に置くのだグハハハ」といったコロコロコミックの悪役みたいな思いからでは決してないでしょう。
強いて言えば、「多くの人に見られること」「人気が高いこと」によってお金がもらえる現状の収益構造が悪です。生活を維持するためにお金はどうしても必要なので、10人しか見ないオタク記事より、1万人が見るカニ取るやつ犯罪者ツイートが優先されるのは当然です。
5000兆円＞カジリガメ＞犯罪者
それを解決するのは「5000兆円」です。5000兆円あれば、全ポケモンユナイトプレイヤーが生活に困りませんし、インフルエンサーの方々もPVを稼ぐために虹文字金縁を使うことがなくなるでしょう。
よって、悪いのは5000兆円をユナイトプレイヤーに配れない私です。カジリガメファイトを巡って初心者が荒むのも、中央レーンを3人で取り合いになるのも、全部私のせいです。5000兆円が欲しい。
5000兆円稼ぐため、今後は流行しているポケモンユナイト一点にテーマを絞った上で、一般受けしそうな攻略情報を噛み砕いて積極的に発信していこうと思います。
次回の記事タイトルは「カジリガメに7分で寄らないやつは犯罪者」を予定しています。
よろしくおねがいします。
そんな感じです。
それでは。
