結局なんなのよって話。
■私の解釈
ライフ・手札といったいくつかの有限リソースのうちの「カード使用に必要なコスト」と「盤面に対する影響力」を良い感じに複合解釈したものを「テンポ」と名付けた上で、テンポというふんわり要素が相手に勝っている状態を「テンポ(アドバンテージ)」と呼んでいる。
■つまり?
シャドバでいうと、PPと体力と攻撃力の効率、なのか?
すなわち、PP⇒盤面の変換効率が高い行動を取ると「ナイステンポ!」と声援が飛んでくる。
仮に1体力/1PP、1ダメージ/1PPの状態を「1テンポ」という今考えた新単位で呼ぶとして、
1/1/1を出すことは1テンポ、2/2/2を出すことも1テンポ。
対して、2コス3点は1.5テンポ。
■命がもっだいない!!
じゃあ除去最強や~んってなると見せかけて、
対象の体力が1しかないと1点しか与えてないのと一緒なので、
テンポ値としては1/2の0.5テンポであんまり数字がおよろしくない。
もったいない。
この「命がもったいない!!」という感覚を良い感じに表現したのがテンポという概念だと思っており、
ゲームを優位に進める上の指針の一つとして「もったいなくない」カードの使用をすることが重要なんじゃないかと。
■フォロワーと除去
フォロワーは基本的に数字通りの換算がなされるのに対して、
除去カードは変換効率が高く設定されている代わりに対象に応じて結果的なテンポの値が定まるためテンポ値のブレが発生する、もちろん対象がいないと打てなくて盤面に変換することすらできない。
例)スケルトンにエクセキューションは0.2テンポ、リントブルムにエクセキューションは2.0テンポ。ブレるねぇ~~。
■テンポ○○って?
よくデッキ名でテンポ○○という名前があるけど、
これらのデッキは名前の通りテンポを取れば勝つという前提を元に、テンポ効率に優れたカードを多く採用する傾向にあるんだけど、
それでやってることって、トーブを出してドツく!みたいな、フォロワーなのにテンポ効率が優れすぎているカードを連打していることが多く、もはやそれテンポじゃなくて全部じゃん!全部ドラゴンじゃん!みたいなことをよく思う。
■テンポを何に変換するか。
シャドバの盤面はフォロワーを5体しか出せないため、テンポを取りすぎるとすぐ無駄になる。これ以上蛇口を捻ってもオレンジジュースも玉露も出てこない。ただ捨てられていくだけである。
なので、盤面に預けたテンポという貯金を手札やライフといった他のリソースに再度変換することが重要である。
例えば、盤面を取って歌い手で2ドローというのは、分かりやすくテンポを手札に変換している。
また、盤面は負けてるが歌い手を出して、次のターンに引いてきた強力なカードで盤面を取り返す、というのも歌い手を出すことで一時的に盤面/テンポ面では負債を抱えるが、相手がテンポ面で優れている状態というのは、こちらの除去カードのテンポ効率が高くなりやすい傾向にあり、次のターンにナイステンポでナイステンポすることでカードを引きつつテンポ面でも負けていない動きが可能になる。
[ミリオンアーサーのナイスち○○○!!の画像]
■飽きた
飽きたのでおしまい。
それでは。