初めに
本日から三日間、2019/2/15から格闘ゲームの祭典。EVO Japan 2019が開催される。
その中のサイドイベントの種目の一つとして、
私がかつて遊んでいた「東方非想天則」という対戦格闘ゲームの大会も開催される。
・公式サイト
・配信予定URL
非常に面白いゲームなので、是非色んな人に見てもらいたい。
しかし、不安もある。
このゲームは初見だと分かりづらいシステムが多く、興味本位でページを開いた人は「キャラはかわいいけど、ゴチャゴチャしてて、どういうゲームなのかよくわかんねー!!」となってしまうんじゃないか・・・?
対戦ゲームの観戦は、なんとなくゲームの雰囲気さえ理解できれば楽しむことができると私は考えているため、「東方の格ゲーを見てみたい!だけどあんまりよくわからない!」という人に向けて、観戦のための解説記事を書くことにした。
注:書き始めてから2時間書いても終わらなかったので、途中ですけど一旦投稿します。
対象としている読者
東方非想天則の大会を見てみたい人
東方のキャラが好きな人
格闘ゲームが好きな人
ゲーマー
東方や格闘ゲームに対して「聞いたことはある~」「動画でみたことある~」ぐらいの人
※8年前ぐらいの知識を元に書くため、現役プレイヤーからすると細かい数字に誤りがあるかもしれないが、目を瞑ってほしい。
記事の構成
この記事は大きく分けて4つのカテゴリで書かれている。(予定)
①画面の説明
⇒画面のここはこういう意味です、という説明。
②システムの説明
⇒画面だと分かりづらいゲームシステムの説明。
③キャラ説明
⇒各キャラのコンセプト、長所、短所の説明。
④見どころ
⇒①②③を元に、どういった部分が駆け引きのポイントなのか、の説明。
目次
本文
東方非想天則とは?
同人サークル「黄昏フロンティア」及び「上海アリス幻樂団」製作の対戦型格闘ゲームである。本作品は東方Projectの二次創作物ではなく上海アリス幻樂団との公式の共同開発作品であり、公式に東方Project第12.3弾と呼ばれている。(wiki丸コピ)
同ゲームサークルが制作した「東方緋想天」とはいわゆる「1」と「2」の関係になる。
東方緋想天2 = 東方非想天則 と思ってくれて良い。
左が東方緋想天、右が東方非想天則。
どんなゲーム?
かわいい女の子が弾幕をシュバババ貼りながら殴り合う対戦ゲーム。
画面説明
ゲームの画面はこんな感じ。
まずはキャラクター選択画面。
ニコニコ動画でこのキャラ見たことある!って人は多いと思う。
で、次が対戦ゲーム画面。
各要素に番号を付けて一つずつ解説していく。
基本的な部分はだいたいストリートファイターと一緒。
①体力
⇒HP。攻撃を受けると減っていく。相手の体力ゲージをゼロにすると1ラウンド取得できる。
②ラウンド数
⇒現在取得したラウンド数。2ラウンド取得するとゲーム勝利となる。
③天気
⇒本ゲームの大きな特徴の一つ。一定時間ごとに天候が選ばれ、選ばれた天候によってゲームに様々な変化が襲いかかる。詳細は後述。
④キャラ
⇒ゆっくり解説でこいつらみたことある。
⑤カードゲージ
⇒本ゲームの大きな特徴の一つその2。他の格闘ゲームでいうと超必殺技用のゲージと役割は似ている。ダメージ与えたりダメージを受けるとゲージが溜まっていき、溜まったゲージを利用して特殊な行動ができる。これも詳細は後述。
⑥霊力
⇒MP。詳細は後述するが射撃や空中移動、ガードにより減っていく。物理で殴る以外の行動は全て霊力を使うと覚えればだいたい合ってる。
ちなみに、対戦ゲームによくある制限時間はない。
お互いが倒れるまで戦いは続くデスマッチだ。
システム説明
デッキシステム
東方Projectといえばスペルカード、カードといえばカードゲーム!
このゲームのキャラクター選択は、キャラクター+カード20枚を組み合わせたデッキ、という形で行われる。
上から見ると、プロファイル選択、キーコンフィグの間に「デッキ構築」という文字が見えるだろうか。
『またまた~、デッキ構築といっても、いわゆる比喩でしょ?』と思っている人もいるだろう。これを見てほしい。
こんな感じで本当にデッキを作る。スペルカードだから。カードゲームだから。
冗談ではなく格闘ゲームとカードゲームを同時にやらされるゲームだが、では実際にどの部分にカード要素があるのかを説明しよう。
カードが貯まる仕組み。
左下の灰色の5つの枠の一番左に注目してほしい。
これが相手を攻撃したり攻撃されたりすると少しずつ赤く増えていき、1つの枠がMAXまで貯まると・・・。
ドロー! 20枚のデッキからランダムに1枚のカードを引く!!
手札の最大は5枚。
こんな感じで、普通の格闘ゲームの必殺技ゲージの代わりに、カードを引いて、
そのカードの効果を使ってゲームを有利に進めていく仕組みだ。
カードは大きく分けてキャラ固有カード、全キャラ共通カード(システムカード)に分類され、
キャラ固有のカードは、発動時に瞬間的に効果を発揮するスペルカードと、必殺技を強化・変化させるスキルカードに分けられる。
デッキ構築の制限は、必ず20枚のデッキを作成する必要があり、1枚のカードは最大4枚まで採用することができる。
続いて、カードの種類の説明をする。
スペルカード
上下が金枠のカードがスペルカードである。
使用するとコスト(右下の弐とか伍の漢数字)分の手札を消費して発動する。
大ダメージを与える必殺技や、すごい範囲の無敵技など、ゲームを大きく動かす効果を持っている。
もちろんコストが大きければ大きいほど効果は大きく、コスト1のカードは体力の1割~2割ほどのダメージだが、5コストのカードは体力の5割~6割、半分以上ものダメージを与えることができる。
スキルカード
上下が銀枠のカードがスキルカードである。
スキルカードを使用すると、キャラのコマンド技を強化・変更することができる。
例えば上の「反射下界斬」は妖夢(ようむ)というキャラの初期の波動拳コマンドの技である。
各コマンドごとに他に2種類のカードが用意されている。
下の二種類のカードを使うと、それ以降そのゲーム中はコマンド技が使用したカードの技に変更される。
また、同カードを複数回使用することで、「Lv1」~「Lv4」までレベルが上がっていく。
20枚の中にある4枚の同名カードを全て使用することは中々に困難だが、もしLv4にした場合のコマンド技はトンデモナイ性能に設定されている。
鈴仙(ウドンゲ)の竜巻コマンド技「リップルビジョン Lv1」
わっかがホワっと飛んでいく。かわいい。
「リップルビジョン Lv4」相手は死ぬ。
システムカード
上下が赤枠のカードは全キャラ共通のシステムカードである。
いわゆるニュートラルカード。
伊吹瓢はカードを2枚引くことが出来る便利なアイテムで、いわゆる強欲な壺である。
強欲な壺!?と思うかもしれないが、使用すると3秒ほどその場で無防備になってしまうため、ドロー!とかやっている間にボコボコにされてしまう。
龍魚の羽衣はいわゆる「ガード反撃」で、相手の攻撃をカード1枚使用する代わりに少ないリスクで押し返すことができる。
キャラ固有のカードに足りない部分を補う目的で採用されたり、そもそもシステムカードでしか出来ないアクションもあったりする。
霊力について
この5つの六角形が霊力である。
霊力はざっくり1秒ごとに1つ回復する。
キャラクターは、この霊力を使用することで様々な行動ができる。
各行動と使用霊力を次に記載する。
射撃
飛び道具を放つ。
射撃には弱射撃(Bボタン)と強射撃(Cボタン)がある。
ばらまくのが弱射撃、でかいの一発が強射撃であることが傾向としては多い。
また、飛び道具には強さが設定されており、飛び道具同士がぶつかった時は強い方が突き抜けてくる。
必殺技
しょーりゅーけん!!霊力1個使う。
ガード
射撃をガードしたり、打撃のガードミス(後述)をすると減っていく。※画面右のゲージに注目。
また、霊力が空の状態でガードをするとガードクラッシュが発生し、
「霊力の最大値」を1つ失う。霊力の最大値は、一定時間(10秒だっけ?)ごとに1つ回復する。
残り霊力が少ない状態でガードしてしまうと・・・。
パリーン。霊力の一番右が赤くなってしまった。一定時間、霊力4つで戦わなければならない。
回避結界
ガード硬直をキャンセルしてジャンプやダッシュができる。
代償として「霊力の最大値」を1つ失う。
霊力の最大値は非常に大切だが、命より高いものはない。
飛翔
空中を動き回ることができる。
ブーン↑(消費量はかなり多い)
~一旦ここまで書いて投稿します。~
続きは今日書くかも。書く予定の目次だけ置いておきます。
攻撃属性
射撃
打撃
グレイズ
天気
基本的な部分
天気の順番
ヤバイ天気
台風、天気雨、ダイヤモンドダスト、花雲
キャラ説明
ゆゆこ
レミリア
咲夜
うどんげ
文
永江
妖夢
見どころ
基本的な読み合い
防御
天気管理
カード管理
最後に