どうも、白悠咲美です。
MTG(マジックザギャザリング)のMF(マジックフェスタ)に行ってきました。
シャドバ風にいうとRAGE的なやつです。
フォーマットはシールドです。
シャドバ風にいうとOPEN6的なやつです。
先に結果を書くと、4-3でday1落ちでした。(6-2でday2)
以下、備忘のためプールの検討と、今後に向けた課題を書き残します。
前日の学び
前日は二回ラストチャンストライアルに出ました。
4-0すると2byeがもらえます。
結果は青黒コンで1-1、青黒コンで1-1。
得た学びは以下。
①守ったら負ける、攻めろ!
環境的に除去は豊富なため、守れるや~んと思って青黒コンになったものの、
アドバンテージ源も豊富なため、どんだけ除去っても後続湧いてくるや~んで負け。
相手も除去が多いため、除去除去フィニッシャーというプランはフィニッシャーが一生除去られてて切り返しのタイミングがなく負けるということが分かった。
②マリガン強いや~ん
ロンドンマリガンの導入により、土地2や土地5で今までガバキープをしていたハンドも、
積極的にマリガンするのが良さそうというのが分かった。
本戦プール
プールリスト
プール雑感
白:除去多い。白騎兵ある。まぁまぁなカードも多い。
青:バウンス多い。打ち消しもある。3/4飛行。
黒:除去とぼちぼちの肉。
赤:ドラクセス! チャンドラ! 強いカードはあるが、枚数に不安がある。
緑:ふんわり強い肉
マルチ:緑黒エンチャあるや~ん
アーテファクト:ロゴスがあるから多色やトリシンもそんなに無理せずできそう
土地:ジャンドカラーや~ん
構築雑感
ジャンドカラーの二色ランドとロゴスがあるため、赤緑、黒緑、赤黒であればエンチャのタッチが容易。というわけでこの3つを検討。
黒緑:除去も肉も中途半端だな。
赤緑:肉はあるけど除去が少なくて不安だな
赤黒:肉の質はぼちぼちだけど、除去もぼちぼちで不安
とこの時点ではあまりピンと来ず。
とりあえずプールで一番強いのはドラクセスだと思うので、赤は使いたい。
幸い、赤は骨太なカードは多いため、低コストと除去を擁する白を相方に据えてみることに。
というわけで出来たデッキがこれ。
登録デッキ
除去とふんわり肉とふんわり強いカードとボム、シールドデッキっぽい。
というわけで登録。
結果
oooxoxx
4-3 day1落ち
6戦目はMTG人生で一番しょうもないウッカリで負けたので8/3をウッカリ記念日とします。
反省①(構築編)
本戦の合間に複数の友人に見てもらったり、自身で再検討。
そもそも、前提となる認識が大きく誤っていた。
誤り1:除去を引き出すカードへの意識が低い
除去が豊富で強いという認識は前日段階であったため、単に守るのはしょうもない、というのは分かっていたものの、
相手の除去をどう消耗させるか、という意識が大きく欠けていた。
メインで使用した赤白を見ると、相手が大型除去を使用したくなるようなカードは3~5枚しかなく、
またアドバンテージ手段はほぼゼロのため、大型1枚出してペロリと除去されてあっさり負けてしまう。
環境に除去が豊富→ボム1枚では勝たない→除去を打ちたくなるような驚異を枚数採用することが重要。
誤り2:白騎兵は普通
シールドといえばレアっしょ!という重み付けで白を大きく見ていたが、
白騎兵は騎兵界でかなり普通だった。
誤り3:除去は普通
前日で除去よりパンチや!ということは学んだのに、
結局最後は除去という重力に惹かれてしまっている。
大事なのはビクトリーカードの枚数であり、除去ではない。
誤り4:飛行は普通
リミテといえば除去&飛行というイメージが強く、
白の飛行を重く見ていたが、この環境は地上の打点が大きいため、
空からツンツン戦術はあまり通用しない。
検討プール
以上の反省より、プールを再検討した結果、候補が3つ出てきた。
赤白オーラ
飛行や低コストカードにオーラを貼ることで、2枚で驚異1枚分に変換する。
赤緑
赤黒
赤緑、赤黒ともに、低コストを薄くしつつ、中型以上の驚異を多く採用できている。
3つの中だと、
白は驚異が薄め、
緑は除去が薄めで、
黒が一番バランスが良いため、赤黒が良さそう、と今は考えている。
反省②(学習編)
反省①にいくつか記載した認識の誤りが何故発生したかを検討する。
真因はこちらにある。
原因①練習時間不足
負け負け要素として一番大きいのはここで、そらそうなんだけど、
時間による解決は本質的な部分ではないし現実的でもないので省略。
原因②環境起因要素の重み付けの見誤り
前日に得た「除去じゃないぜ、ゴリラで殴るぜ」というM20環境に対する学びと、
ベースとして持っていた「リミテといえば除去と飛行」という知識について、
どういった重み付けでブレンドして採用するか、という点が欠けていた。
おそらく当日は、「M20:ベース」=「3:7」ぐらいで採用していたと思われる。
結果として、白のふんわり除去とふんわり飛行を重くみていた。
問題は、「3:7」という数字が誤っていた、ということではなく、
どれくらいの配分でブレンドするべきか、という意識そのものが欠けていたことにある。
そもそも数字間違いのステージに立てておらず、今回の一番の反省点である。
既存の知識と、新天地の要素の重み付けはどうするか、
という部分は、MTGのM20環境だけの話ではなく、学習全てに通じる部分である。
しばらくは、この「知識のブレンド割合」を強く意識して様々な事柄に向き合いたいと思う。
他
そもそも何故今回MF千葉に参加したかというと、
①久しぶりにリアルMTGで遊びたかった
②ゲームの大会に出たかった
③オフライン大会の長丁場の場数を踏みたかった
の3点が理由。
前回のRAGEで即バテした反省を活かし、
今回は前日泊+長時間睡眠という点を強く意識して臨んだため、
1戦目からライブラリーアウトまで行くような勝負でタイムアップになりかけたりしたものの、
最終戦まで集中力が切れることはなかった。(と思っている)
また、久しぶりにMTGをするにあたって、
私は、引き分けになるぐらいならその場で舌を噛んでドロップするのが社会貢献、という教えを受けて育ってきている。
「プレイと所作は爆速で行う」ということは常に頭に置いてプレイしていた。
自身で爆速と思っているぐらいが、一般プレイヤーの遅いぐらいだと考えているため、
とにかく思考や所作をカットできる部分はカットにカットしていた。
その結果が、6戦目のウルトラミスに繋がるのだが、
引き分けになるぐらいならウルトラミスで自害しているほうが人間としてまだマシであり、
回避不可能なウルトラミスは土地事故と同じなので、ウルトラと付けてはいるがどうでもいい部分ではある。
と、いうこともあり、全体的に長めのゲームが多かった中、
引き分けにならずに7マッチを終えたことはとても喜ばしいことだ。
また、久しぶりにMF(GP)に参加してみて、
やっぱりMTGは楽しいし、オフラインの大会たのぴ~と思ったので、
機会があればまた参加したい。
MTGというゲームは、すぐミスするし、ミスったらすぐ叱ってくれるので、
6戦目のビッグミスが咎められて負けた時は「ここでちゃんと叱ってくれるMTGは良いパパになれる」と思いました。
相手の神話チャンドラの母性に焼かれながら、MTGに父性を感じる。
そんなMF千葉でした。
まとめ
少年よ、ブレンダーになれ
MTGはパパ
神話チャンドラはママ
終わりに
幕張クソ暑かったです。幕張メッセ考えた人は天才。
それでは。